女奴隷は夢を見ない
光文社からの4作目。
今回は横浜にある奴隷市場で売られる女たちと、4人の奴隷商人の物語です。
「あなたのご両親は、あなたをわたしたちに売ることにしたんです」女子大生・川上春菜は父の使いで訪れた横浜のビルで、そこにいた男たちに突然、こう告げられる。男たちは両親と彼らが交わした契約書を春菜に見せながら、彼女は売られ、間もなく開催される「奴隷市」で競りにかけられるのだと言った。
春菜は驚き、おののき、激しく抵抗する。けれど、結局は男たちに拉致され、ビルの一室に監禁されてしまう。
春菜は絶望に暮れた。
けれど、そのビルに監禁されて、「奴隷市」の開催を待っている女は、彼女だけではなかった・・・というのが、この物語の始まりのシーンです。
「横浜奴隷市場」についてはかつて、「出生率0」の中で書いたことがあります。その後、この「横浜奴隷市場」だけをクローズアップした話を書きたいと、ずっと思っていました。
最近の僕の多くの作品と同様に、少しラブストーリーっぽい味付けになっています。
かなり長い話ですが、みなさん、ぜひ読んでみてください。

