Works 作品紹介

檻の中の少女 大増刷!!

角川ホラー文庫
2008年1月25日発売
定価(税別):629円

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檻の中の少女

主人公は33才の職業画家。海を見下ろすマンションにひとりで住み、好きな絵を描いて細々と、だが、自由気ままに暮らしていた。

孤独ではあったが、寂しいと感じることはなかった。変化のない毎日ではあったが、それを不満に思うこともなかった。

 けれど、そんな彼の平穏な日々は、ある日、ひとりの少女が現れたことによって大きく変わってしまう。絵のモデルとしてやって来た11才の少女に、彼は恋心を抱いてしまったのだ。ウラジミール・ナボコフの傑作『ロリータ』に影響されて書いた、『大石圭版ロリータ』です。

偉大なるナボコフに対抗しよう、などという野心は元よりありません。でも、僕のロリータは、ナボコフの少女に負けないくらい可愛くて、生意気で、生き生きとした女の子になりました。

書いているうちに、その少女が勝手に動き、勝手に喋って、作者である僕にも最後までストーリーがどうなってしまうのか、わかりませんでした。そんな経験は初めてでした。

もしかしたら、僕の分岐点となる作品かもしれません。

読者のみなさま、ぜひ読んで、感想をお聞かせ下さい。

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