水底から君を呼ぶ
蒸し暑い夏の夜、22才の美奈子は3人の友人と一緒に深夜の屋外プールに忍び込み、水着になって泳ぎ始める。ほかに人けのない夜のプールはとても綺麗で、とても静かで、とても幻想的だ。若く美しい4人の女たちは、夢中になって泳ぎ続ける。
が・・・美奈子がふと気づくと、一緒に泳いでいたはずの友人のひとりの姿がプールから消えている。その時、プールの水面にはなぜか、熱帯の白い花が浮いている。その花を見た3人は悲鳴を上げてプールから逃げだす。
それから3年後、富田卓也は新妻の美奈子とふたりでニューカレドニアへ新婚旅行を兼ねたダイビングに出かける。そのダイビング中に、美しい珊瑚礁の海で美奈子が突然、煙のように消えてしまう。
そして、その時なぜか、陸地から20キロも離れたその海面に、白い花が漂っている。いったい、妻に何があったのか? 白い花にはどんな意味があるのか?・・・失意の中で真相を追い求める卓也の前に、やがて忌わしい事実が姿を現わす・・・。
ストーリーの舞台は横浜から湘南、ニューカレドニア、そしてフィリピンのセブ島へと移ります。プロのダイバーのアドバイスを受けながら書いたダイビングシーンは少し自慢です。海外の明るく美しいビーチリゾートを舞台にした、暗く恐ろしいストーリーを書いてみたい。そんな思いつきから生まれた作品です。ミステリータッチのオカルトですが、僕はラブストーリーとして書いたつもりです。
いったい誰が水底から「あなた」のことを呼んでいるのでしょう?
光文社からの2作目の長編新作です。角川書店から出ている一連の作品とは微妙にテイストが違うものになっています。理由は僕にもわかりませんが、出版社や編集者が違うせいなのかもしれません。
ぜひ、読んでみてください。
- エクスワイフ


- 黒百合の雫

- 殺人調香師

- 地下牢の女王

- 殺人鬼を飼う女

- 奴隷契約

- 60秒の煉獄

- 絶望ブランコ

- 呪怨・黒い少女

- 呪怨・白い老女

- 甘い鞭

- 子犬のように、君を飼う

- 人間処刑台

- 履き忘れたもう片方の靴

- いつかあなたは森に眠る

- 女奴隷は夢を見ない

- 檻の中の少女

- 1303号室

- 人を殺す、という仕事

- 呪怨 パンデミック

- 邪な囁き

- 水底から君を呼ぶ

- 飼育する男

- 輪廻

- 親切なクムジャさん

- 死人を恋う

- 1303号室

- 復讐執行人

- 処刑列車

- THE JUON/呪怨

- オールド・ボーイ

- 死者の体温

- 4人の食卓

- 湘南人肉医

- 呪怨2

- 呪怨

- 自由殺人

- 殺人勤務医

- アンダー・ユア・ベッド

- 処刑列車

- 出生率0

- いつかあなたは森に眠る

- 履き忘れたもう片方の靴


