飼育する男
水乃玲奈は27才。かつては女性ファッション誌の売れっ子モデルだったが、今はモデルの仕事を辞めて、大手広告代理店に勤務する35才の夫と4才の息子の3人で郊外の住宅街に暮らしている。
モデルを辞めて5年近くがたつが、彼女は今も充分に美しいし、スタイルもいい。もちろん、現在の生活にまったく不満がないわけではないし、早々とモデルを辞めてしまったことを後悔していないわけでもない。だが、母として、妻として、玲奈はそれなりに幸せな日々を送っている。
そんな夏のある朝、自宅に宅配便業者を装った男がやって来る。男は伝票にサインをするために身を屈めた玲奈の首筋に、突然スタンガンを突き付ける。
気が付くと、玲奈はコンクリートに囲まれた密室に置かれた鉄製のベッドに、全裸で縛り付けられていた。やがて、ノックが聞こえ、部屋に男が姿を現わす・・・。
というふうに始まる、何人もの女性をコレクションする男の話です。物語の舞台はいつもの湘南ではなく、千葉県の房総半島です。
映画「コレクター」の例を持ち出すまでもなく、ごくありふれた題材です。けれど、この題材については、ずっと前から書きたいと思っていました。
この作品は、書き下ろしの長編としては僕の20作目の作品ということになります。その記念の意味で、あえて、目新しいものではなく、普遍的なテーマに挑んでみました。
ぜひ、読んでみてください。
- エクスワイフ


- 黒百合の雫

- 殺人調香師

- 地下牢の女王

- 殺人鬼を飼う女

- 奴隷契約

- 60秒の煉獄

- 絶望ブランコ

- 呪怨・黒い少女

- 呪怨・白い老女

- 甘い鞭

- 子犬のように、君を飼う

- 人間処刑台

- 履き忘れたもう片方の靴

- いつかあなたは森に眠る

- 女奴隷は夢を見ない

- 檻の中の少女

- 1303号室

- 人を殺す、という仕事

- 呪怨 パンデミック

- 邪な囁き

- 水底から君を呼ぶ

- 飼育する男

- 輪廻

- 親切なクムジャさん

- 死人を恋う

- 1303号室

- 復讐執行人

- 処刑列車

- THE JUON/呪怨

- オールド・ボーイ

- 死者の体温

- 4人の食卓

- 湘南人肉医

- 呪怨2

- 呪怨

- 自由殺人

- 殺人勤務医

- アンダー・ユア・ベッド

- 処刑列車

- 出生率0

- いつかあなたは森に眠る

- 履き忘れたもう片方の靴


