死人を恋う
光文社文庫からの初めてのオリジナル長編小説です。
生きることに絶望した主人公の男は、クリスマスイヴに練炭で自殺をするためにクルマで田舎の山道に入り込む。
そこで主人公は偶然にも、集団自殺しようとしている6人の男女のグループを見つける。
主人公は自分の自殺をとりあえず中止して、6人の様子を見守る。
そして、深夜、練炭自殺を決行して死体になった6人の中から主人公はひとりの少女の死体を自宅に持ち帰る・・・。
死体になった女性だけしか愛せなかった男の話です。
死体はすぐに腐敗してしまいますから、女性の死体をいつもそばに置いておくためには、何らかの方法を考えなくてはなりません。
そこで主人公の男は・・・・。
先日、関西で自殺サイトを悪用した連続殺人事件がありましたよね?
その手口がこの小説の主人公にあまりにも似ていて、かなり驚きました。あの事件は僕がこれを脱稿したあとに発覚したんですよ。念のため。

