自由殺人
角川ホラー文庫からの3作目。本の帯には、「あなたに、人を殺す力を与えましょう」
クリスマス・イヴに凄まじい大爆発を起こすというアタッシュケースが13人の送りつけられる。さて、人を殺す力を授かった13人は、そのアタッシュケースをどうするのか?
人の心の奥に潜む悪意がテーマのひとつですが、「死ぬ瞬間に自分の人生を誇りたい」と願う、神々しいまでに強い主人公・朝香葉子の生き方にも注目してください。彼女は僕の理想かもしれません。
作者としては、戦争を生き延びた猿渡哲三という老人も好きでたまりません。
9.11テロの影響で出版が危ぶまれていましたが、角川書店の佐藤秀樹さん・本田武市さんの力によって出版され、今は順調に版を重ねています。

