大石圭

1961年5月10日 東京都目黒区生まれ
法政大学文学部卒
1993年「履き忘れたもう片方の靴」第30回文藝賞佳作受賞
神奈川県横浜市在住
妻とチンチラのお菊さん、ノルウェージャン・フォレストキャットのノボルの4人暮らし

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New Release-新刊情報

優雅なる監禁 地獄行きでもかまわない

This Month's K-今月の大石圭

読者のみなさま、こんにちは。関東地方もようやく梅雨が明け、いよいよ夏がやって来ました。みなさま、いかがお過ごしでしょう?

7月20日に角川ホラー文庫から半年ぶりの新刊「優雅なる監禁」が発売されました。

明るくハンサムで、爽やかで、周囲の人望を集めてはいるが、実は胸にどす黒い生き物を棲まわせている双子の歯科医師、平子慎一郎・健一郎(33)のふたりが、自分たちの医院に勤務する美しい女性歯科医師、今井聖(30)を自宅の庭に作った「音楽室」に監禁し、性の奴隷として徹底的に陵辱するという物語です。舞台は久しぶりに湘南地区です。

敬虔なキリスト教徒である主人公聖が、悪魔に心を売り渡し、復讐の鬼と化していくシーンは、特に入念に、丁寧に描いたつもりです。エロティックなシーンが満載ではありますが、すっきりとした読後感を得られるような作品に仕上げたつもりです。ぜひ、手に取ってください。

幸いなことに、現在までのところ、読者のみなさまからはかなりの好評をいただいております。意外なことですが、「平子慎一郎・健一郎兄弟に感情移入した」という女性読者からの感想も届いております。

さて、僕は今、光文社文庫への新作を書いております。久しぶりの連続殺人の物語です。美しくて、エロティックで、アブノーマルで、猟奇的で、少しもの悲しい物語を目指しておりますが……執筆はとてつもなく難航していて、脱稿予定だった7月末になっても、いまだにラストシーンが見えてきません。お盆休みも返上して書き続けるつもりですので、みなさま、発売までもうしばらくお待ちください。

大石圭